北京オリンピックを前にして浮き彫りになる中国の観戦マナー
昨年(さくねん)8月(がつ)から、北京(ぺきん)オリンピックのテスト大会(たいかい)の位置づけ(いちづけ)となる、プレオリンピックが開催(かいさい)されています。来年(らいねん)の北京(ぺきん)オリンピック本大会(ほんたいかい)の競技場(きょうぎじょう)が実際(じっさい)に使用(しよう)され、試合(しあい)の進行(しんこう)やボランティア、報道(ほうどう)の対応(たいおう)などすべて本番(ほんばん)の『オリンピック仕様(しよう)』で行われる(おこなわれる)ものです。このプレ五輪(ごりん)を通じ(つうじ)て問題点(もんだいてん)として明らか(あきらか)になったのは、観客(かんきゃく)の観戦(かんせん)マナーについてです。特に(とくに)問題視(もんだいし)されたのは、厳格(げんかく)な観戦(かんせん)マナーが必要(ひつよう)なテニスです。10月中旬(がつちゅうじゅん)に行われ(おこなわれ)たプレ大会(たいかい)で、欧米(おうべい)を中心(ちゅうしん)とした選手(せんしゅ)らが試合後(しあいご)に、口々(くちぐち)に観客(かんきゃく)の観戦(かんせん)マナーの悪さ(わるさ)について触れ(ふれ)たのです。ゲーム中(ちゅう)にもかかわらず観客席(かんきゃくせき)を移り(うつり)歩く(あるく)人(ひと)が多く(おおく)、試合(しあい)が中断(ちゅうだん)してしまう場面(ばめん)が幾度(いくど)となくありました。注意(ちゅうい)を促す(うながす)アナウンスが英語(えいご)と中国語(ちゅうごくご)で流れ(ながれ)ましたが、それが静まる(しずまる)気配(けはい)はなかったといいます。トスをあげる瞬間(しゅんかん)や試合(しあい)の重要(じゅうよう)なポイントとなる場面(ばめん)で、携帯(けいたい)電話(でんわ)の着信音(ちゃくしんおん)が鳴る(なる)、話し声(はなしごえ)は止まら(とまら)ない・・・という光景(こうけい)が見(み)られたようです。当然(とうぜん)、テニス場(じょう)でも、さまざまな働きかけ(はたらきかけ)はしていました。大会前(たいかいまえ)、あらかじめネットの公式(こうしき)サイトで、観戦(かんせん)マナーを記し(しるし)たものを公開(こうかい)していたし、当日(とうじつ)の会場(かいじょう)でも注意(ちゅうい)を促す(うながす)場内(じょうない)アナウンスは行われ(おこなわれ)ていました。それでもこのような事態(じたい)になったわけですから、本番(ほんばん)を控え(ひかえ)てやや不安(ふあん)な点(てん)ではありますね。中国(ちゅうごく)が「スポーツ王国(おうこく)」となるには、“観戦(かんせん)する側(がわ)の成熟(せいじゅく)”がまだまだ必要(ひつよう)といえそうですね今後(こんご)の中国(ちゅうごく)のスポーツ発展(はってん)とも大きく(おおきく)関わる(かかわる)課題(かだい)だと思い(とおもい)ます。
北京オリンピック
昨年8月から、北京オリンピックのテスト大会の位置づけとなる、プレオリンピックが開催されています。
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